賃料 | 不動産用語集 | 居抜き物件の開業・飲食業の店舗探しは【ぶけなび】

賃料

賃料とは、賃貸借契約にもとづいて賃借人から賃貸人に対して支払われる使用の対価のことで、地代や家賃、レンタル費用などが含まれます。飲食店業界にはさまざまな業態がありますが、売上高に占める賃料の割合は、そば屋やうどん屋で13.0%、レストランで11.1%、寿司屋で10.7%、そして中華料理屋で10.4%というデータがあります。これらのデータより、日本の飲食店業界における売上高に占める賃料の割合は、一般的には10～12%、理想としては8～10%という基準とされています。

飲食業界以外の業界では、この割合はどうなっているのでしょうか。もっとも割合が小さいのがコンビニエンスストア業界でなんと2.0%、続くスーパーマーケット業界で2.7%、鮮魚や食肉、野菜果実などの小売業で3.5%程度など、食品業界は2?3%程度代で収まっています。ドラッグストアやフラワーショップ、書店などの業界では4%、アパレル業界やパン屋で7%前後、そしてヘアーサロンなどの理美容業界が11%前後となっています。これらのデータを見るだけでも、飲食店業界においては賃料が経営に大きな影響を与えていることが分かります。

毎月のランニングコストは賃料だけではなく、人件費や水道光熱費、リース機材の費用、宣伝広告費、消耗品費なども必要とされますので、計画的な経営がとても大切になります。店舗の開業にあたっては高額なイニシャルコストを用意する必要もありますので、トータル費用を抑えるためには、居抜き物件・店舗を検討してみてはいかがでしょうか。