不動産用語集
飲食店の開店・開業をするときに知っておきたい、用語説明集
償却(減価償却)
店舗経営に関する業務で使用される厨房設備や空調設備、什器などの資産は、時間の経過に伴ってその価値が少しずつ減少していくものです。
このような資産のことを減価償却資産と呼んでおり、これらの取得の際に必要になった金額は、購入した年に全額を経費として計上するのではなく、その資産の法律上の耐用年数の全期間にわたって、分割して経費として処理することになっています。
つまり、減価償却資産の取得に要した金額を、ある一定のやり方に従ってそれぞれの年度における必要経費として配分していく方法、これが減価償却です。
減価償却資産の償却のやり方には、定額法と定率法があります。毎年同じ金額の減価償却費を計上するのが定額法です。
毎年決まった金額を処理するだけで済みますので、経理上安定していて将来のシミュレーションを行うのも簡単です。
一方、定率法では最初の年度に多くの減価償却費を計上し、それ以降の年度では減価償却費を減少させていきます。
投入した資本を早い段階で回収することが可能ですので、メンテナンス費用の増加する後半の時期にトータルの減価償却費をセーブすることができます。
居抜き店舗を購入する際のメリットは、最初に必要になる投資額が少なくて済むということ、そして減価償却資産の耐用年数がすでにある程度経過していること、などです。
つまり、減価償却をそれだけ早い時期に終わらせることができますので、本業への投資を積極的に行ったり、店舗運営に力を入れたりすることができます。
少ない初期費用で出店できること、積極的な経営を行えることから、減価償却の観点からも居抜き物件はおすすめです。
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