中華レンジとは?種類や特徴を知ろう
一般的なガスコンロよりも、さらに火力が強いことでで知られているのが中華レンジです。
居抜き店舗物件の中でも付いていて頼もしい設備がこの中華レンジで、中華料理の店舗運営の際だけでなく、強い火力を活かした調理を売りとする業態であれば、重宝されます。
そのため、付いていて喜ばれる設備の一つです。
中華レンジの種類と特徴
中華レンジは、ローレンジやコンロなどを組み合わせた調理機器で、専用の強力なバーナーと、中華釜枠(コンロの五徳のようなもの)で構成されています。
底の丸い中華鍋を安定して使えるほか、熱効率が高い点もポイント。
ワークトップは水が流せるようになっているのも特徴です。
中華料理店・ラーメン店などで使われますが、強い火力を必要とする飲食店でも使われています。
て、中華レンジには大きく分けて、ガスを使ったタイプと電気を使った種類があります。
ガスを使ったタイプには、次の3つの方式があります。
内管式中華レンジ
まずは「内管式中華レンジ」です。
強い火力であるだけでなく、特殊な強火力鋳物バーナーを用いることで、集中的にガスを燃焼させ、熱効率の高さと省エネに特化した中華レンジです。
炎口が内向きになっている構造で、無駄にエネルギーをロスすることがなく、安定した火力が特徴となっています。
外管式中華レンジ
耐久性をさらに高めたタイプが「外管式中華レンジ」です。
ステンレスの中でもより強靭なSUS304ステンレスを釜枠に使用し、脚部にも同様の耐久性の高いステンレスを採用し、耐食性にも配慮されています。
後方排気式中華レンジ
そして、厨房環境の改善に貢献する中華レンジが「後方排気式中華レンジ」です。
排気筒の高さを上げ、排出される熱をフード内にきちんと取り込むことで、厨房内に無駄な排熱が拡散するのを防止してくれます。
IH中華レンジ
一方、電気を使った中華レンジが「IH中華レンジ」です。
ガスと同程度の強い火力を再現するばかりでなく、鍋底からまんべんなく熱量を伝えることができるため、食材に均一に火を通すことが可能です。
無駄な熱量を極力抑えるため、熱効率が高く、ランニングコストを削減することもできますし、何よりも安全であることが大きな魅力と言えるでしょう。
中華料理に欠かせない強い火力が魅力の中華レンジ
火力の比較であれば、現状でもガス式の中華レンジが先んじているのは事実です。
中には、業界随一の45,000kcal/hという驚異的な火力を誇るタイプの製品もあり、スピーディーな調理をバックアップしています。
調理時間が通常より少なくて済むため、放出される熱量も少なくなります。
さらに後方排気式を採用していることにより、厨房の気温の上昇もほとんどなく、快適な環境での調理を実現しています。
また、特殊なバーナー構造を採用することで、静音性への配慮も行われています。
中華レンジは、高火力に耐え得る炒め釜とするために、素材にも工夫がされています。
トップ部分だけでなく、燃焼室の内部の全てを鋳鉄製にすること、さらにはヒートショックへの耐性の高いセラミックを排気口に採用することで、長期間使用しても問題ないように工夫が凝らされています。
プロの調理に欠かせないのが、一般家庭には出せない火力ですが、中華コンロなら強い火力で調理が可能です。
ぶけなびの居抜き物件には高性能な中華レンジの備わった物件が揃っていますので、ぜひお問い合わせください。