飲食店舗ではソファを置くことでお客様によりくつろいで過ごしてもらうことができます。ソファと言うと、洋食というイメージがありますが、最近では和食のレストランでもソファを設置しているところが増えてきています。お客様の立場としても椅子よりもソファに座る方がよりリラックスすることができますので、カジュアルなレストランなどを中心にソファを積極的に設置するようになってきています。
ダイニングスペースにソファを設置するとなると、店舗の大きさによってはまとまった費用を用意する必要があります。そこで、すでにソファが設置されている居抜き物件タイプの貸店舗を探すことで、新たにソファを一式導入する際に必要となるコストを削減することができます。
飲食店に設置されたソファは、カバーの素材によって印象がそれぞれ異なります。カジュアルさを演出するにあたっては、キャンバスタイプのざっくりとしたカバーのソファが適していますし、ラグジュアリー感をより強く出したい場合は、レザータイプのカバーを選択するといいでしょう。
また、カラーリングをどうするかによってもダイニングスペースの印象は大きく変わります。ホワイトをベースとしたソファであれば、清潔で静かな印象を与えることになり、ブラックなどのカラーをメインにするとシックな印象を演出することができます。元気で活気のあるダイニングを演出したければ、オレンジなどのビタミンカラーをチョイスするといいでしょう。
このように、ソファはお客様の座り心地を快適にすること、つまり食事をゆったりと楽しんでいただくことのために大切なツールのひとつであるだけでなく、店舗についてのイメージを演出するにあたってもとても有効なアイテムのひとつです。自分がスタートしようとしているイメージにぴったりのソファが設置されている居抜き物件が見つかれば、より良い店舗作りを進めることができるでしょう。
もちろん、メンテナンスがしやすいかどうかの確認もしておくことが大切です。お客様がうっかり飲み物をこぼしてしまったり、食事が落ちてしまったりした際にケアのしやすい素材となっているか、撥水加工が施されているのか、カバーは取り外しがしやすいタイプなのかどうか、などの日常のメンテナンスに関する項目についても物件の下見の際にきちんと確認しておきます。カバーの交換・洗濯のことも考えて、カバーが2セット以上用意されているのが好ましいと言えます。