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湯煎器のある飲食店舗物件情報

湯煎器のある居抜き物件での開業ノウハウ教えます。

湯煎器のイメージ

居抜き物件ではあまり見かけることが多くありませんが、湯煎器が事前に設置されているのは後々便利です。ここでは、ぶけなびで取り扱っている居抜き物件に見られる、湯煎器の機能についてご紹介しましょう。

最近フランス料理などで話題となっている調理法が、真空調理法(低温調理法)です。これは、ある一定の温度で食材を調理することで、より繊細な食感や味わいを引き出すための特殊な調理法です。一般的に食材を調理する際には、滅菌のために60℃以上の温度で調理することが求められます。しかし、高級食材であるフォアグラでは、65℃を超えてしまうと旨みの主成分である脂分が溶け出し、風味が損なわれてしまいます。専門家の中には、フォアグラは62℃で調理するのが好ましいとする意見も見られます。

通常の調理法では、さすがに62℃の一定温度を保つことはとても難しく、現実的とは言えません。しかし、湯煎器を使った真空調理法(低温調理法)では、完全な温度管理で均一な熱量のもと、調理をすることが可能になります。食材と調味料を真空パックに入れて、湯煎器にセットする、これだけで絶妙な火加減の料理を作ることができるのです。

たったこれだけの手順ですので、料理の経験の浅い人でも簡単に美味しい料理を作れますし、これまでの「焼く」、「煮る」、「蒸す」に続く、第四の調理法とまで言われるようにもなっています。肉や魚、野菜など、それぞれの食材に合わせて最良の温度で火入れを行うことができるため、フランス料理だけに留まらず、和食やイタリアン、中華などジャンルを超えた調理法と考えられています。

また、真空調理法だけでなく、ゆがき槽付の湯煎器を使うことで、うどんやそば、ラーメン、パスタなどの麺を茹でることもできます。スピーディーな沸騰力とたっぷりの湯量を活かし、対流で麺が踊るように茹で上げることで、さらに旨みを引き出します。機種によっては、アイドリング機能が搭載されているものもあり、調理が混雑していない時間帯には待機用のガス使用を従来の半分に抑えるなど、コスト面に考慮した商品も市場に出回っています。

高級機種であれば、センサーを使用した麺の脱水機能を搭載した湯煎器もあり、わずか数秒で麺の余分な水分を取り除くことが可能になっています。高速で脱水するため、麺の温度が必要以上に下がる心配もありません。湯煎器の設置には、水はけ動線の確保など、気を使わなければならないことがいくつかありますが、すでに設置された居抜き店舗を入手することで、そういった煩わしさからも解放されます。

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