藤野駅の一日平均の乗降客数は約5,000人から6,000人であって、JR中央本線が乗り入れています。JR中央本線内で相模湖駅と藤野駅の2つのみが神奈川県の駅となります。
藤野は、2007年に相模原市と合併した旧藤野町の事を指していて、人口が約1万人の山々に囲まれた里山の町となっています。東京都多摩西部の八王子市と山梨県の東端の上野原市に挟まれた神奈川県相模原市緑区の北西部に位置しています。近くに、富士五湖の一つである山中湖を水源とする相模川や源泉100％かけ流しのやまなみ温泉、陣馬山から高尾山にかけてのトレッキングコース、陣馬山や鷹鳥山のハイキングコース、藤野芸術の家など自然をふんだんに利用した施設や季節のイベントがたくさんあります。
陣馬山の麓にはいくつかの集落から形成される「佐野川地区」という所があり、土地を上手く利用した段々畑やその景観から平成21年に日本の里100選に選出されています。都心部から一番近い「住みたい田舎」というランク付けでも「豊かな自然」や「季節の変化を肌で感じやすい」などの理由から日本全国の中でも22位、関東圏内でも3位と高ランクに位置しています。
藤野では芸術活動を強く推進していて、私立シュタイナー学園では「オイリュトミー」や「編み物・刺繍」、「工芸」などの独自のカリキュラムを組んだり、藤野芸術の家では幼少期の時から木片を組み立てたり、土をこねたりできる体験工房を行っています。また、藤野駅を出て相模川を渡ると、芸術の道が開道されていて「約30個の野外オブジェ」を目にする事ができます。芸術に力を入れている為、子供も大人も創造力や思考力を養うことができるのでとても良い環境といえます。
藤野では元来、山の斜面が多く田畑がつくりにくかったので小麦を耕作し「うどん」や「梅干し」などの保存食を専らつくっていました。今もなおその食文化は続いていて、澄んだ空気やきれいな水を利用した「そば屋」や「うどん屋」などが多く見られます。また、藤野の飲食店舗で非常に特徴的なのが地産地消の傾向が強く、土地柄を利用した「山菜」や「きのこ類」、「果実」などをお客様に提供しているという特徴があります。
藤野で居抜き物件を使用して飲食店舗を出店する場合、「澄んだ空気」と「きれいな水」、「店舗からの景観」という恵まれた環境を大いに利用しない手はないと思います。春には桜、夏にはハイキングやトレッキング、秋には紅葉、冬には相模湖のイルミネーションなど全ての季節で集客が見込めると思います。居抜き物件についてお悩み、ご相談がありましたらご気軽に「ぶけなび」までご連絡ください。
