氷川台駅は東京メトロの有楽町線と副都心線の2つの路線が乗り入れています。有楽町線は埼玉県の和光市や森林公園と東京の池袋や有楽町を経由し、新木場までを結んでいます。副都心線も同じく埼玉県の和光市や森林公園から東京の池袋や新宿三丁目、渋谷などを経由して、神奈川県の横浜や元町、中華街までを結ぶ長距離路線です。
氷川台駅の周辺には住宅街が広がっています。東京の北部のベッドタウンのひとつでもあり、周辺には保育園や小学校、中学校などの保育・教育施設、スーパーマーケットや郵便局、病院などの生活利便施設、広大な城北中央公園など、生活するうえで便利な設備や施設が数多く集まっています。
氷川台駅周辺にはファミリー向けの飲食店舗が多く集まっていますので、これから居抜き物件を手に入れて新たに飲食店舗をスタートする際には、まずは家族向けのメニューを構成していくことをおすすめします。居抜き物件でもある程度スペースのある物件が比較的多く出るエリアでもありますので、家族向けの個室や子ども連れでも気軽に利用することのできる座敷などのスペースを設けることで、ファミリーの利用率を上げることができます。
アルコールを提供する居酒屋などの業態においても、子どものためのメニューを充実させることで幅広い客層をターゲットにすることができますし、デザートやソフトドリンクを充実させることで、子ども連れのママさんたちでも利用しやすくなるでしょう。このエリアで戦略的に飲食店舗を経営していくにあたっては、まずは女性や子どもたちの目線でメニューを作り上げていくこともひとつの方法です。
もちろん、中小企業のオフィスも集まっているエリアでもありますので、平日の仕事帰りにサラリーマンが気軽に利用することのできる焼鳥屋や小料理屋に対してのニーズもあります。駅の周辺は地価が高いため、居抜き物件の店舗面積も比較的狭くなりがちですので、アクセスの利便性も併せて考えると、こういったサラリーマン向けの飲食店舗を出すのに向いたエリアだと言うこともできます。
このように、氷川台駅周辺のエリアでは、駅の近隣ではサラリーマン向けの飲食店舗を、そして駅から少し離れたエリアでは女性や子どもたちをも含めた家族向けの飲食店舗を出店していくのがいいのではないでしょうか。特に家族向けの飲食店舗においては、駐車スペースを用意することができればより集客率を高めることができるでしょう。
