横浜市中区にある関内駅は、JR根岸線と横浜市営地下鉄ブルーラインが乗り入れている駅です。関内と言う地名はなく、開港当時、開港場への出入りに利用された橋に関門を設置し、その内側を「関内」外側を「関外」と呼んでいて、時代が変わり関門が廃止された際「関内」という名だけが残りそれが駅名の由来になったと言われています。プロ野球セリーグのDeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアムの最寄り駅としても有名で、発車メロディーはベイスターズの応援歌「熱き星たちよ」であり、駅の屋根にはベイスターズのヘルメットのオブジェが設置されていたりして、地元で愛されているベイスターズを盛り上げています。
関内駅近辺は、昔外国人の居留地でした。その外国人たちが関内の道を整備し、街路樹が並ぶ道を馬車道で行き交った様からつけられた馬車道も、関内駅から徒歩すぐのところにあります。このエリアではそうした開港当時の様子をうかがえるモダンレトロな街並みを楽しむことが出来ます。
西洋料理店、いわゆるレストランが、1869年に大野谷蔵という人によってこの関内駅周辺の末広町に開業され、この店が日本での最初のレストランとなりました。その名残りか、関内駅周辺のグルメはフレンチやイタリアンなどの西洋料理店が数多く見受けられますが、有名な老舗とんかつ店や、少し歩くと観光スポットの横浜中華街があるので中華料理店も多数あり、どのジャンルのお店も豊富に揃う、人気のグルメスポットと言えるでしょう。
