明治大学を筆頭に幾つかの大学や高校があります。明大前駅は京王線・井の頭線が乗り入れていて、乗降者数は8万人、京王線・井の頭線を乗り換えで使用する人は17万人です。急行や特急が停車する駅でもあり、乗り替えに使われるのも納得です。
駅前には、「安全安心の住みよい街づくり」を目的に結成された明大前ピースメーカーズの本部が平成14年に、日本初の民間交番として設立し、新聞にも掲載された日本初の民間交番の自警団です。設立してから犯罪件数は激減し、治安が良くなりました。平成20年10月には、長年の地域社会における防犯活動の取り組みにより、内閣総理大臣表彰を受賞しています。
テレビ東京で放送されている街を徹底的に紹介する番組「出没！アド街ック天国」で２回も特集されています。駅を出ると「すずらん通り」という商店街があり、飲食店や居酒屋が揃っています。商店街としてはそれほど大きい規模ではありませんが、賑わっていることは確かです。夏には駅前で夏祭りも行っていて、浴衣を着た人達や盆踊り等で毎年賑わっています。
明治大学の他にも日本大学鶴ヶ丘高校、日本女子体育大学附属二階堂高等学校など6つの学校があり、すずらん通りは学生街としても有名です。駅全体的に年齢層は学生なので若めなのもあり、辺りの飲食店は低価格設定の店舗が多い様子です。店舗によっては更に学割が利いたりと、とても学生に優しい街ですね。特に集客力は問題なく、安心して出店することができます。
2007年には東京電鉄の運営する駅ビル「フレンテ明大前」が開業し、カフェやフィットネスクラブ、さらにメンズ＆レディースファッション・可愛い雑貨や小物・書店などが入っている商業施設がオープンしたことにより、新たな顧客を掴むことに成功しています。地下では京王線のホーム、井の頭線では下りホームのフレンテ口と接続しているので、地上に出ずに済むようになりました。学生だけでなく社会人の方の買い物スポットとしても発展しています。
駅の南側は閑静な住宅街となっています。交通量の多い大通りもなく、明治大学と反対方向なので自動車や人通りの少ないエリアです。多くの社会人や学生が多く住んでいますが、飲食店はほとんどなくとても静かな地域です。それだけに賑やかな学生街の居抜き物件のお問い合わせは、たくさん頂いています。こまめに“ぶけなび”のチェックをお勧めします。
