中目黒駅は東急東横線沿線の中でも、自由が丘や代官山と並ぶ人気のスポットで、目黒川沿いの桜並木やおしゃれなカフェ、インテリアショップ、個性的なレストランなど、流行に敏感な人が多く集まるエリアとなっています。
飲食店については、新宿や渋谷などの繁華街と比べると大規模な店舗やチェーン店が少なく、コンパクトな個人経営の店舗が多いのが中目黒駅の特徴です。
特に目黒川沿いの店舗では、桜の季節や夏の夜には路面販売を行うところが多く、ユニークなオペレーションの店舗が多く見られます。
これから中目黒駅で飲食店を開業しようと思っているのであれば、世の中の流行に敏感であるかどうかが大きなポイントになります。
特に目黒川沿いにおいては、既存の店舗の多くがメニュー構成や店舗の内装、運営形態について常にアンテナを張って最新のトレンドをいかに早く取り入れるか、を競っていますので、フレキシブルさとフットワークの軽さが必要になります。
目黒川沿いの居抜き物件にはカフェやこじんまりしたレストラン、バーなどの業態での営業を行っていた店舗が多く、最新鋭のエスプレッソメーカーや高性能なワインクーラーなど、ユニークな設備が付随したものがよく見られます。
業態を選ぶ居抜き物件が多いと言えますが、見方によっては思わぬ掘り出し物が見つかるエリアということでもあります。路面販売を行うための設備が付いてくる場合もあり、店舗に付加価値を加えることができます。
もちろん古くからの居酒屋や小料理屋、和食店なども多く集まるエリアですので、そういう業態での開店を考えている人にとっても魅力的と言えます。
山手通りや駒沢通りの並びにそういった店舗が多く、居抜き物件の売り出される中心的なエリアにもなっています。
立地によって居抜き物件の特色の変わる中目黒エリアですが、もともと多くの人の集まる魅力的な立地ですので、いずれの場合でも居抜き物件が高額である傾向にあります。
特に目黒川沿いのエリアでは特殊な厨房設備が付随していることもあって相対的に高くなってしまいます。
しかし、2階以上の物件は路面店に比較して購入しやすい金額で売り出されることがありますので、ぶけなびで常に情報をチェックしておきましょう。
一般的に路面店が最も集客効果があると言われていますが、いわゆる隠れ家的な店舗に人気の集まるのが中目黒エリアです。
その特徴を活かし、中空店舗であっても魅力的な演出を施した店舗にすることで、かえって話題作りを行えます。
