日本橋は、古く江戸時代に交通輸送路として整備され、東海道などの五街道の起点として栄華を誇ったエリアです。神田川に今でもかかる「日本橋」は東京観光の中心の一つですし、橋のたもとにあった魚河岸は、移動して現在は築地市場になりました。
日本橋エリアは外資系企業のオフィスや地方銀行の東京支店など、今ではオフィスビルが建ち並ぶビジネス街になっていますが、同時に三越日本橋本店や日本橋高島屋の老舗デパート、COREDO日本橋などの新しい商業施設などがあり、休日を中心に多くの観光客や買い物客が集まります。日本橋は老舗の街としても知られており、寛永2年（1849年）創業の「山本海苔店」や、安政4年（1857年）創業の江戸菓子舗「榮太樓總本鋪」など、歴史のある店舗が見られます。
日本橋にある飲食店の多くが、複合ビルの中に店舗を構えています。中央通りと永代通りの交差点を中心に、それぞれの通り沿いに多くの商業施設や飲食店が入ったビルが並んでいますが、一本中に入った路地には老舗の飲食店が点在していたりもします。路地に下町の風情が残っているのが、日本橋のもう一つの魅力と言えます。
そんな日本橋に飲食店を開業しようとすると、まずは物件を探すことから始めなければなりません。老舗の飲食店が少なくないため、希望通りの物件を探すのは簡単ではありませんが、こまめにチェックすることで掘り出し物に当たることがあります。中でも、厨房設備などをそのまま引き継ぐことのできる居抜き物件は人気が高く、居抜き物件から売れて行く傾向があります。
日本橋の居抜き物件を探す際には、ぶけなびの利用がお勧めです。予算や希望エリア、業態別に、登録されている居抜き物件から条件に合ったものを検索することができるだけでなく、希望の条件を登録しておくことで、その条件にマッチングする物件が登録された際に連絡が届く、といった便利なサービスも提供されています。物件情報についても、細かな内部の写真が掲載されていたり、周辺の状況が分かりやすく説明されていたり、具体的な情報が様々掲載されているのも便利なところです。
日本橋のような話題のエリアで飲食店を経営するというのは、もちろん大変なことですが、それを上回るステータスでもあります。できるだけ長く、お客様に愛されながら経営を続けていくためにも、物件の選択の際には十分準備をして、後悔するようのないよう心がけましょう。
