六本木一丁目駅は東京都港区にある東京メトロ南北線の駅のひとつです。南北線は神奈川県の日吉エリアから埼玉県の浦和美園までを一本でつなぐ路線で、東京都内を南北に貫いています。
六本木一丁目駅の周辺には世界各国の大使館や大企業のオフィスビル、そしてさまざまな種類の飲食店舗が立ち並び、平日だけでなく土日などの休日にも多くの観光客が足を運ぶエリアのひとつです。そのため、良い条件の居抜き物件が売りに出されるとすぐに買い手がついてしまう、競争の激しい地域でもあります。
日本からだけでなく、海外からの旅行客も訪れるエリアですので、飲食店の出店の際には、さまざまなメニューを提供できるベースが整っています。もちろん、寿司屋や天ぷら屋、そば屋、トンカツ屋、小料理屋、割烹など日本を代表するメニューを提供する和食系の飲食店舗に関しての潜在的なニーズも高いため、こういった業種でも出店を検討する価値があります。
他にも、フランス料理やイタリア料理、韓国料理、中国料理などのメジャーな海外の料理だけでなく、ドイツ料理やアフリカ料理、トルコ料理など日本の飲食店業界においてはそれ程メジャーとは言えない国の料理であっても、海外からの観光客を中心に繁盛することが少なくありません。そのため、六本木一町目駅周辺のエリアでは実にインターナショナルな多ジャンルの飲食店がそろっています。
オペレーションに関しては、平日をメインに営業をしている店舗もありますし、土日を中心に営業をしているところもありますので、どちらの営業形態においても高い集客を獲得することのできるポテンシャルのあるエリアと言うことができます。そのあたりは経営者の立場から決めていけばいいでしょう。
日本人のお客様に関して注目しておくべき要素としては、最近では女性ひとりのお客様や、女性同士のお客様、あるいは女性のグループでの利用などが増えてきているということです。そのため、メニュー構成においても、女性の好むワインやカクテルなどのアルコールメニューをさらに充実させたり、ソフトドリンクなどのノンアルコール飲料のメニューを整えたり、デザートメニューに力を入れたりなどの新たな試みを行なう価値があるでしょう。
他にも、油をできるだけ使わない新しい調理方法を取り入れたり、食材に野菜や魚をより豊富に取り入れたりすることで、より女性に食事の時間を楽しく過ごしてもらえるようになるでしょう。
