汐留駅は、都営大江戸線、ゆりかもめの駅で、東京都港区の北東端に位置します。汐留駅へは、ゆりかもめが「新橋駅」「豊洲駅」より、都営大江戸線が「光が丘駅」「都庁前駅」より環状線のように地下に乗り入れています。
また、新橋駅まではさほど離れていなく、地下通路で両駅は繋がっているのでアクセス力には問題ありません。ちなみに新橋駅には、「東海道本線」「横須賀・総武線快速」「山手線」「京浜東北線」「東京メトロ銀座線」「都営浅草線」「ゆりかもめ」の7路線が乗り入れています。
汐留駅周辺は「汐留シオサイト」と呼ばれる巨大複合都市となっています。シオサイトは5つの区に分かれさらに、12街区に区分けされます。それぞれの街区は「電通」「日本通運」「資生堂」「日本テレビ」「パナソニック」「共同通信」などの大企業の高層ビルを中心に整備されています。
また、オフィスと商業施設からなる複合商業施設や、ホテルを含んだ複合ビル、資料館や住宅を含んだ複合文化施設などが立地しています。
汐留エリアの飲食店は、路面店ではなく複合商業施設内のテナントとして営業している店舗が多くを占めています。周辺や複合ビル内にはオフィスが多く、サラリーマンやOLでランチタイムは混雑します。高層階に位置する店舗も多いため、ディナータイムには夜景を楽しめるお洒落なレストランやダイニングバーなどが人気です。
このエリアは、平日はサラリーマンやOL、休日は日帰り観光客やカップルなどが多く訪れます。新橋・汐留は飲食店舗数がかなり多く、店の入れ替えもとても多いエリアです。
2011年に国から国際戦略総合特区に選定されました。よって、国際的なブランド感があるので、飲食店舗の出店希望の方にとっては憧れのエリアの一つともいえます。このエリアで居抜き物件や貸店舗を探す時は、いくつかのポイントがあります。
1、ターゲット層について
汐留エリアの飲食店には、ビジネスマン、OLから、観光客として、カップル、ファミリー、外国人など様々な層の人々が訪れます。様々な客層の中から特にご自身の店舗にマッチするターゲットを決めましょう。
また、汐留エリアは、平日と土日や、昼帯と夜帯で人の流れがガラッと変わります。さらに、各施設が季節によって大規模なイベントを行いますので、そうした情報もこまめにチェックし、メニュー、価格設定、空間づくりなどの店舗の設計をすることが必要です。
2、配管設備や排水設備
店舗を探す時に、それぞれの設備がどのように整備されているかが分かっていないと、後々整備や工事を行う場合に手が付けにくいので位置を確認しておきましょう。
3、飲食店舗の元の業態
居抜き物件で店舗を探す場合、同業態の居抜き物件だと専門的な厨房設備も含めて活用できるものが多く、スピーディーに出店が可能なことが多いです。
しかし、異業態であってもうまく利用できるケースもありますので、幅広く検討することをお勧めします。条件のよい物件は前業態にかかわらずすぐに買い手が見つかりますので、こまめにチェックをして情報を逃さないようにしましょう。
居抜き物件で飲食店の貸店舗をお探しの方にとって、東京都汐留の物件は非常に貴重ですので、こまめな物件情報のチェックが必須です。「ぶけなび」には、希望条件を登録しておけば、条件にマッチした物件が登録されるとメールが届く「希望物件マッチングメール」という機能もあります。是非ご活用ください。憧れを一緒に現実化しませんか？
