月島駅は、東京都中央区にあり、「東京メトロ有楽町線」「都営地下鉄大江戸線」が乗り入れています。有楽町線は和光市方面行きと新木場方面行きがあり、有楽町や永田町、池袋まで、1本で行くことができます。一方、大江戸線は、大門・六本木方面行きと両国・春日方面行きがあり、六本木や新宿、練馬までも1本で行くことができます。このように、２つの路線が利用でき、非常にアクセスの良い駅と言えるでしょう。
月島駅周辺には、隅田川やムーンアイランドタワー、住吉神社、首都大学東京の晴海キャンパス、もんじゃストリートなどがあります。オフィスビルが建ち並ぶ一方で、マンションやアパート、社員寮なども多く、駅周辺には、保育園や幼稚園、図書館などが多いのも特徴的です。また、駅直結のタワーマンションのキャピタルゲートプレイスも完成間近です。2020年のオリンピックに向けて、選手村にほど近い月島はこれからの発展が期待される街です。タワーマンションなどに住む家族も多いので、これからも人は増えていくことが考えられます。
月島駅周辺の飲食店は、もんじゃ焼き屋が軒を連ねるもんじゃストリートはもちろん有名ですが、場所柄か、魚料理を中心にした店が多いのが特徴です。下町情緒があふれる店もあれば、お酒がおいしい大人の隠れ家的な店もありと、バリエーションも豊かですが、全般的に少し高めの年代をターゲットにした店が多いです。
このエリアで、飲食店舗を探す時には、いくつかのポイントがあります。
１ ターゲット層
少し上の年代をターゲットにした店が多いと書きましたが、大学などもあり、若者もいます。また、主要な街への交通のアクセスがいいことから、旅行者も多く、東京オリンピックに向けて、これからますます外国人も増えていくと考えられます。また、月島駅周辺で働いている人だけではなく、月島駅周辺に住んでいる人の利用も考えられます。ランチなどは、両方にターゲットをおいた店つくりでもいいですし、どちらかに特化した店つくりをするというのも一つの手です。同じように、平日と休日でお客の層ががらりと変わることも予想されるので、休日に家族連れをターゲットとした店なども需要があります。
また、東京オリンピックを視野に入れて、和食に限らず、多国籍な店舗設計というのも視野に入れておくといいでしょう。
2 居抜き物件を利用する
前の店舗の造作物（内装、厨房設備、什器など）が残っている状態で賃貸に出される「居抜き物件」を利用すると、ゼロからの開店準備と比べて大幅にコストをおさえることができます。また、工事が必要ない分、早く出店することができるため、近年注目を集めています。
３ 配管設備や排水設備
居抜きの物件の場合、配管設備や排水設備はそのまま使えることが多いのですが、必ず設備や場所については確認をしておく必要があります。
４ 飲食店舗の元の業態
業態が同じであれば、厨房の大きな工事は必要ないことが多く、スピーディーな出店が可能になります。また、立地などの条件の良い物件は、業態に関わらずすぐに買い手がつくものです。居抜き物件で飲食店の貸店舗をお探しの方は、こまめな物件情報のチェックが重要になります。
「ぶけなび」には、希望条件を登録することで、条件にマッチした物件が新たに登録されると、メールで「希望物件マッチングメール」が届くというシステムがあり、いち早く情報を得ることができます。
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