融資 | 不動産用語集 | 居抜き物件の開業・飲食業の店舗探しは【ぶけなび】

融資

飲食店の店舗開業を準備する際に必要な手続きの一つが、資金調達です。資金調達にはいくつかの方法があり、金融公庫・銀行融資などはその一つです。

金融公庫などの公的機関は、個人事業主や中小企業に対して積極的に有志活動を行っています。
公的機関であるため、新しく事業を起こしたりする際に十分な保証や担保が用意できない場合でも、事業計画の将来性にもとづいて柔軟に融資を行ってくれるというメリットがあります。
返済スケジュールもゆったりと組むことができたり、年利率も1.5～4.0%と比較的低く設定されていたりする特徴もあります

一方、金融公庫で資金調達を行うデメリットには、事業計画や資金の使い道、融資の返済計画についての詳細な書類をいくつも用意しなければならないことや、開業に必要な資金の全額を融資してくれるわけではないこと、一度でも返済トラブルがあると、以降は新規の融資を受けることができなくなること、などがあります。

続く銀行融資のメリットには、金融公庫で必要とされるほどの多数の書類を用意しなくてもよいことや、融資の実行まで比較的スピーディーに対応してもらえることなどがあります。
居抜き物件などの購入を検討していてすぐにでも開業を行いたい人にとっては、銀行融資は便利なシステムです。

ただし、銀行は民間企業ですので、金融公庫と比較して融資の審査が厳しいというデメリットもあります。
銀行からの資金調達を行う際には、確実に返済ができることを証明できる書類を用意しておくようにしましょう。