国会議事堂前駅は、皇居を中心に成り立っている東京都千代田区の南部に位置する駅です。一日の平均乗降客数は14万人から15万人（溜池山王駅を含む）です。国会議事堂前駅と溜池山王駅は地下改札内で直結をしています。
国会議事堂前駅には、東京メトロ丸ノ内線が「東京都の池袋駅」、JR中央線の接続している「東京都の荻窪駅」、中野坂上駅から支線化している「東京都の方南町駅」から乗り入れています。
また、東京メトロ千代田線がJR常磐線の「茨城県の取手駅」より東京メトロ千代田線を経由して小田急小田原線の「本厚木駅」、小田急多摩線の「唐木田駅」へ乗り入れています。
国会議事堂前駅は、東京メトロ大江戸線の六本木駅ができる以前は最も深い地下鉄の駅でした。ちなみに地上からの深さは37.9mです。乗り入れている路線が、「茨城県」、「千葉県」、「東京都」、「神奈川県」と接続している為、利便性はかなり高いです。
駅名の表記通りで駅の真上に、左側を衆議院、右側を参議院から成り立っている「国会議事堂」、日本国内で最も中枢機関といえる「内閣総理大臣官邸・公邸」、国内で出版された出版物が全て揃っている国会議員の調査研究に専ら利用されている「国立国会図書館」、日本の行政機関の一つで内閣官房を助力するのを主な任としている「内閣府」が立地しています。
国会議事堂前駅の周囲は国家の中枢機関に囲まれた駅です。なので、何よりも安全を最優先に考えられた場所です。その為、居抜き物件が非常に希少な物件となります。
周辺は、オフィスや事務所または議員・官僚街なので、サラリーマンやOLがターゲットになると思います。国会議事堂駅前周辺は、飲食店舗や居抜き物件が少なめであって希少な場所です。とは言え、駅から少し歩いた路地などではいくつかの飲食店が出店しています。
居抜き物件を利用して飲食店舗の出店をお考えの方はいくつか確認をしたほうが良い点があります。
・居抜き物件の水回りの設備や排水・配管の位置について
・以前のオーナーの飲食店の業態について
・どのような厨房機器・調理器具を残置するのかについて
・店舗の広さ、周辺の人の流れ、目的のターゲット層との兼ね合いなどについて
・（可能であれば）退店理由について
お客様が出店時に思い描いている業態と以前のオーナーの業態が同じ場合は、場合によっては即出店も可能な程、工事期間も初期費用も抑えられます。但し、前の飲食店の退店理由によっては、同業態で勝負するのは、危険な場合もあるので、綿密な調査や対策、工夫が必要です。
また、以前のオーナーの業態と異なる場合は、多少厨房機器や内装の工事が必要になることもあり、多少コストがかかるかもしれませんが、前の飲食店と業態が違う方が、お客さんがたくさん入るかもしれません。
いずれにしても、出店希望エリアの調査と、ご自身の希望とする飲食店の業態、コンセプトをできるだけ具体的にすることが大切です。良い物件はすぐに成約となってしまうので、常にアンテナを張って居抜き物件の情報を収集することが重要です。
