「のくち」の愛称で親しまれている溝の口駅の乗降者数は32万人で、東急田園都市線の「溝の口駅」とJR南武線の「武蔵溝ノ口駅」そして路線バス「溝口駅」が乗り入れています。また、大井町線が溝の口駅まで延びたことから二子玉川で乗り換えの必要がなくなり、田園都市線の利用客を分散させることができました。急行の停車駅なので交通の便が良く、大学生や社会人の一人暮らしからファミリー層まで幅広い年代の方が多く住んでいます。
さて、溝の口駅でこれから飲食店を開店しようとお考えのお客様には、設備や備品をそのまま受け継ぐ「居抜き」の状態で開業することをオススメしています。
溝の口駅には雨に濡れず行けるノクティ（NOCTY）やマルイファミリー溝口があり、この二つ商業施設は連絡通路で繋がっておりスムーズに行き来ができます。マルイの1階にはフードコートがあり安価なファーストフード店が多く、昼間や夕方は学生客で混雑しています。入居しているアパレルもターゲットを絞ったような偏りはなく、幅広い年代の方がお買い物できるようになっています。そのため、レストラン街には和食をはじめ、洋食や中華・韓国料理店と様々な飲食店舗が入居していて、土日になると家族連れが周辺駅の飲食店に比べて多いのも納得がいきます。
地上に降りるとレストランではなく、居酒屋が密集しています。Qiz溝の口にはスターバックスコーヒーやカラオケ・居酒屋が入居しており、同窓会の2次会を3校以上同時にできるくらいの座敷の広さを持った店舗も中にはあります。駅周辺にはポレポレタウンという商店街があり、ポレポレとはアフリカ東海岸で使用されているスワヒリ語で「ゆっくり」「のんびり」という意味で、その名の通りゆっくりのんびりお買い物を楽しんで欲しいという思いで名付けられたそうです。その商店街にはゲームセンターやスーパーマーケット等の140店舗が所属しており、そのほとんどが居酒屋やラーメン屋といった飲食店舗です。
溝の口駅の飲食店舗は綺麗な物件が多くて、席数も気になるほど極端に少ないというイメージはなく開店するには条件の良い物件が揃っているように感じます。
また、溝の口駅の周辺にはイッツ・コミュニケーションズや文教堂といった企業の本社も点在しています。そのためランチ時には会社員の混雑があると予想されるので集客力の心配は必要なさそうです。
しかし、溝の口の居抜き物件は大変希少で表に出ることが少ないので、こまめにぶけなびの物件をご確認ください。
