たまプラーザ駅は、神奈川県横浜市青葉にある、東急田園都市線の駅です。横浜市で最も北に位置する駅で、「たまプラ」の愛称で親しまれています。渋谷駅から普通電車で26分、急行電車なら19分、距離にして18.8キロの所にあり、住所表示は、駅周辺は、神奈川県横浜市青葉区となりますが、駅からほどない北東側は川崎市宮前区です。たまプラーザ駅の一日平均乗降客数は約8万人です。
たまプラーザ駅北口側は、「美しが丘」という町名です。昔、丘陵の美しかったことから名づけられました。2006年以降、駅を含む駅周辺一帯で再開発工事が行われ、駅前広場などが新たに整備され、３つのプラザからなる大型商業施設「たまプラーザテラス」が誕生しました。商店街もあり、その奥は1968年に分譲され今も管理が行き届いているたまプラ団地、そして閑静な住宅街へとつながっています。
近年このエリアでは大手デベロッパーによる大規模開発が行われ「美しの森」という地域ブランドの名前がつけられ、大規模分譲マンションが多く建設されました。そのためか、他の横浜市の地域と住民構成で比較してみると、この地域は30歳台を中心とした、やや若い世代の多い街です。また、南口からすぐの場所に、広大な敷地を有する国学院大学キャンパスがあり、学生の多い街でもあります。
たまプラーザエリアは、団地や高層マンションが立ち並ぶ一方で、駅から少し離れると敷地のゆったりとした閑静な住宅街が広がっています。テニスコートや公園などの自然も豊かに残した住環境の良さに憧れる人も多く、年配の方にも若い世代にも人気のエリアです。
たまプラーザエリアの飲食店は「たまプラーザテラス」に多くの飲食店が入っているほか、駅から少し離れた場所にもフレンチ・イタリアンレストラン、懐石料理、蕎麦、寿司などの和食店、居酒屋、カフェ、などの地元民に愛される飲食店が点在しています。近年、老舗の飲食店の廃業とともに、新規の開業が増えているエリアです。
