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2021/6/11

カフェ開店時に必見!集客力が上がるこだわりの内装のポイント5つ!

店舗内装工事のノウハウ教えます。

カフェ開店時に必見!集客力が上がるこだわりの内装のポイント5つ!

カフェを開店するにあたって、おそらく経営者の方それぞれにこだわりポイントがあるはずです。そのこだわりポイントの中にぜひ入れていただきたいのが内装のデザインです。なぜなら、内装デザインがおしゃれで、他のカフェでは味わえないものであるなら、必ずその店は集客力が上がって繁盛店になるからです。そこでここでは、どのような方向で内装デザインのこだわりを持っていけばよいのかという点を5つご紹介します。

お洒落なカフェの内装が集客力に直結する!そのこだわりポイント5つ

カフェの経営者それぞれのこだわりポイントには、コーヒーの焙煎、自家製ケーキ、店内BGMなどぞれぞれの経営者の思い入れとともに存在するでしょう。

どのようなこだわりポイントであれ、カフェを経営していくにあたって最も重要なことは、そのこだわりが「他のカフェでは味わえない価値」に直結している、すなわち自店舗の差別化と密接につながっていることです。どこに行っても同じようなことが味わえるカフェであれば、お客様は「わざわざ自店舗に来る」という動機づけがありません。逆に言えば、自店舗でしか味わえない何か、があればお客様は必ず通ってくれ、その結果自店舗の集客力が上がって、繁盛店になるのです。

そのこだわりの中に必ず入れていただきたいことが、おしゃれな内装デザインです。ただし、おしゃれと言ってニューヨークのSOHO風なのがおしゃれという場合も、中世のヨーロッパ貴族の邸宅風なのがおしゃれという場合も、あるいはシンプルな北欧風なのがおしゃれという場合もあるでしょう。その方向性は、経営者個々の感性と考えによって変わるはずです。

しかしいずれにしても大切なのは、「おしゃれ」であることです。なぜなら、他の飲食業態の場合は料理のジャンルやクオリティで差別化がかなり図れるため、内装自体にはこだわらなくても十分に集客力が確保できる可能性がありますが、カフェにおいては料理での差別化はかなりの「微差」にしならないため、その分内装のおしゃれさで差別化を図らないと、誰が見ても他のカフェとは違う、この店が自分のお気に入りだ、ということにならないからです。

ではどのような点で内装にこだわればおしゃれ感が演出できるのか、そのポイントを5つ挙げていきます。

1 ベンチ型の椅子をソファー席に

1つは一般的なカフェでは、テーブルに合わせて置く椅子は、1客ごとのチェアーか、あるいはベンチ型のものですが、これをソファーにすることです。カフェの中にあるインテリアの主なものは、基本的にテーブルと椅子です。ですからその内装の中で大きな要素となっている椅子をソファーにすることで、自店舗の店内に、居心地がよい、ほかのカフェとは異なった「上質感」というおしゃれさを獲得できます。

今、世間で比較て高価格のコーヒーを提供しているカフェのチェーンでは、それを狙って店内に多くのソファーを用意していることは、1度そういう店に行ってみれば明らかにわかることでしょう。

また同時に特に都心部の出店の場合は賃借料が高いため、その狭い室内に座席数をできるだけ増やして売上を上げたいと考えるカフェ経営者が多いため、ほとんどの店では椅子は1客ごとのチェアーかベンチです。これに対して自店舗がソファーを主体にした内装のカフェで進出すれば確実に差別化が図れます。

2 テラス席がある

また路上店舗であるなら、テラス席も設けましょう。屋外でコーヒーを楽しむことは、フランスなどのヨーロッパのカフェを彷彿とさせ、一層おしゃれ感を演出できます。また同時に店内が狭くても、テラス席を設けることで空間を有効に活用できるため、座席数を増やせて一石二鳥です。

3 カウンターがある

カフェをおしゃれにすればするほど、女性の来店客の割合が増えます。そして彼女たちの多くは複数で来店し、店内でケーキやコーヒーを楽しみながらおしゃべりをすることを、来店の大きな目的にしています。ですからおしゃべりがしやすいように、カフェの座席は対面型のテーブル席が多くなります。

しかしぜひ内装のレイアウト時に検討していただきたいのが、コーヒーを淹れる厨房に面した空間をカウンター席にすることです。女性の顧客の中には1人で街の散策や、おしゃれなカフェを楽しむ層が一定割合で必ずいます。そしてそういう来店客に限って感度が高いため、アクセス数が多いブログや、フォロー数の多いインスタグラムを運営して、口コミの発信力が強いのです。ですから、そういう来店客がゆっくり楽しめるように、1人向けのカウンター席を用意したほうがよいのです。

同時にテーブル席しかない店内より、カウンター席があった方が店内に変化が生まれて、おしゃれ感という点でもプラスになります。

4 スケルトンを活かしたお店

賃貸する場合に内装工事を行いますが、その際にスケルトン状態で借りるのであればそのスケルトンを生かした内装にしましょう。

スケルトンとは

スケルトンというのは、柱、梁などの躯体のコンクリートや鉄骨がむき出しになっている状態です。通常はここに板を貼り、天井や壁を作って、内装のベースにします。しかしそれをしないで、躯体をむき出しにしたまま、そこへ直接内装を施す、というデザインにするのです。

スケルトンにするメリット

なぜスケルトンにした方がよいのかというと以下のメリットがあるからです。

  • ニューヨーク、マンハッタンのSOHO感が出る
  • 内装工事費が節約できる
デメリット

しかし以下のようなデメリットもあります。

  • 躯体をむき出しにしたまま何の手も入れないとただの工場風になる
  • 掃除がしにくく、ごみが溜まりやすい

このようにデメリットもありますが、しかしトータルで言えば、スケルトンにした方がおしゃれ感が演出できて集客力が上がるはずです。

5 アンティークなテーブル

さきほどカフェの店内の主な装飾はテーブルと椅子だとして、椅子をソファにすることを提案しましたが、できればテーブルにもこだわった方が、よりおしゃれ感が増すでしょう。そのこだわりの方向の1つが、テーブルをアンティークのものにすることです。

アンティークと言ってもイギリスなどのヨーロッパのアンティークもあれば、アメリカの西部で使っていたような武骨なアンティークもあります。それをどのようなテイストにするかは、後で解説する店全体のデザインコンセプトに合わせることが必要です。しかしいずれにして新品のピカピカのテーブルを入れるより、人が長年使っていい味になっているテーブルの方が、インテリアにニュアンスが生まれて断然おしゃれ感を演出できます。

「~風」の内装で、自店舗のコンセプトを際立たせる

今書いたように、一口に「おしゃれ」と言ってもいろいろな方向性、つまりいろいろなコンセプトでの「おしゃれ」があり得ます。つまり「~風」ということです。カフェの経営者はその中で自店舗のコンセプトをしっかり考えて、おしゃれを実現していく必要があります。そこでここでは参考までに、デザイン上どのようなコンセプトがあるのか、その主なものをご紹介します。

北欧風

北欧風とは、スウェーデン、?フィンランド、?ノルウェーといったヨーロッパ北部の国に特徴的なデザインテイストで、内容は白木をベースにしたナチュラルでシンプルなものです。ですから全体に無垢で白い感じのデザインです。

なぜ白い家具や壁、床にするかというと室内を明るく見せるためです。北欧は緯度の関係で夜が長くなっています。昼間も曇天で暗いことが多いです。そのような環境の中で室内を明るく見せるために、白をベースにした内装になっているのです。

しかし日本でこの北欧風の内装デザインにすると、そのようなネガティブな要素はなく、ごちゃごちゃしたデザインリッチなファッションが嫌いな女性たちに非常に人気が出ます。

イギリスアンティーク風

先ほど書いたアンティークのうち、イギリスのアンティークが一大潮流です。アンティークと言ってもさほど古いものではなく、だいたい1800年代から1950年あたりまでの製作された、ニスだけを塗った家具です。

材質は、オーク、ウォールナット、マホガニーの3種類でどれもダークな茶色です。全体的にデザインは小ぶりで奥行きが狭く角張ったもので、日本の昭和のテイストをおしゃれだを思うような女性や、ピーターラビットの世界観が好きな女性には非常に人気です。

アメリカモダンスタイル風

モダンとは、近代的で新しいということですが、アメリカモダンとは、飾り気が少なく直線的で斬新なデザインに、色は明るいビビットカラー、素材はプラスチックやビニールといったもので構成される内装です。イギリスアンティークのような落ち着いたおしゃれさではなく、アメリカの1950年代のマリリンモンローやオードリーヘップバーンが活躍したような少しにぎやかでキッチュな世界観が好きな女性であれば間違いなくおしゃれだと思うテイストです。

フランスロココ風

ロココ風とは、フランスでルイ15世が王位だったころに流行した、洗練された装飾様式を模範にしたデザインテイストです。イメージとしてはマリーアントワネットやベルサイユのばらの世界観だと言えばわかりやすいでしょう。家具で言えば、「猫脚」と言われるS字の曲線が特長です。花柄が好きな女性や、女性らしいフリルがついているファッションが好きな女性であれば必ず気に入るデザインテイストです。

アメリカカントリー調

ヨーロッパではなくアメリカの西部の開拓時代をイメージさせるのがアメリカカントリー風のでサインです。自然素材をベースに、淡い色合いでコーディネートし、家具には白いペンキを塗ったうえでわざと剥げさせて使用感を出し、温かみを演出します。これも人気のあるデザインテイストです。

アメリカブルックリン風

ブルックリンはアメリカのニューヨークの1地区で多くの若い芸術家が居住するエリアです。ここまでご紹介したデザインテイストがどちらかというと古き良き時代を彷彿とさせておしゃれ感を演出するのに対し、ブルックリン風は現代アメリカで今流行しているおしゃれ感を演出するものです。絵画でもアンディウォーホルなどが好きな女性や、現代アートが好きな女性であれば気に入るでしょう。象徴的な内装としては、赤いレンガを室内の内壁に貼り付けるようなことです。

アジアンテイスト

沖縄、バリ、ベトナムといったアジアののんびりとして開放的な雰囲気のエリアが好きな女性は、ほとんどの場合アジアンテイストの内装を喜びます。具体的には、籐や竹、白くて荒い織り方の布を多用した内装で、リゾートホテルのような空間を演出したものです。

店内に合わせた装飾

以上のようなコンセプトを中心に、経営者の感性に合ったコンセプトを選んで内装デザインの基本方針にしましょう。

気をつけなければならないことは、1つの店内にいろいろなコンセプトを詰め込まない、ごっちゃにしないということです。たとえばイギリスアンティーク風とアジアンテイストを一緒にすると、非常にちぐはぐな印象になって、おしゃれさとは程遠い内装になってしまいます。ですからまず最初にコンセプトを決め、それに合ったインテリアをそろえていきましょう。

照明

その時には照明にも気を使いましょう。具体的には以下の点です。

明暗をつける

室内全体を暗くしてテーブル付近だけスポットを当てると、明るさと暗さの差ができておしゃれ感が増します。

照らす場所によって照明を使い分ける

照らす場所に応じて照明を変えることも大切です。たとえば以下のような点です。

  • 面はペンダントライトで照らす
  • 長いテーブル席やカウンター席には小さめのライトをいくつも下げる
  • 間接照明をうまく利用する

カフェで使える照明器具の種類

以上のポイントを実現するためには、カフェで使える照明の種類を知っておくことが重要です。それは具体的には以下のようなものです。

  • シーリングスポットライト~通常の室内灯のシーリングに設置できるスポットライト
  • ペンダントライト~チェーンやコードなどで天井から吊り下げたライト
  • スタンドライト~床面に置く照明
  • シーリングファン~シーリングに設置する、室内の空気を循環させるためにゆっくり回る扇風機と、ライトがセットになっている照明

照度と色を目指すコンセプトに合わせる

カフェの照明を考えるうえで重要な点は明るさです。明るい開放感のある空間にするか、落ち着いた温かみのある空間にするかで照明の明るさと色が変わってきます。前者であれば昼光色、後者であれば少し暗い電球色がよい、という具合です。あるいは時間帯によって変えてもよいでしょう。たとえば、日中は昼光色でさわやかな活気を演出し、午後から夕方は昼光色にして照度を下げ、ゆったりとしたリラックスムードを演出するという感じです。

まとめ

いかがですか。

カフェにとって内装は、他店と自店舗を差別化してリピート客を獲得し、集客力を上げるうえで、他の飲食業態よりもさらに非常に重要な要素です。ぜひ、以上を参考に内装デザインプランを検討し、おしゃれな店内を実現して、繁盛店を目指しましょう。

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