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2023/7/3

ランニングコストの意味は?イニシャルコストとの違いはなに?

業績改善・売り上げUPのノウハウ教えます。

【目次】

1.ランニングコストの意味とは?

2.イニシャルコストとランニングコストの違いは?

3.飲食店のランニングコストはどれくらい?

4.ランニングコスト削減は大切!メリット・デメリット

5.まとめ|ランニングコストを把握して見直そう

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飲食店を経営するにあたり、今後を左右するカギとなるのが「ランニングコスト」です。
ランニングコストは、経営はもちろん、普段の生活でも意識しておきたいものなので、しっかり理解しておきましょう。

今回は、飲食店の経営で覚えておきたいランニングコストの意味、イニシャルコストとの違いなどについて詳しく紹介します。

ランニングコストの意味とは?

飲食店でいうランニングコストとは、経営に必要な費用のことをいいます。
例えば、店舗を不動産から借りて経営する時は家賃を支払わなくてはいけません。
また、メニューを提供するために必要なガスコンロや電子レンジなどを使うには、ガス・電気など光熱費の支払いも必要です。

他にも、万が一に備えた火災保険や設備機器のリース使用料など、飲食店経営を維持し続けるための費用も含まれます。

イニシャルコストとランニングコストの違いは?

ランニングコストとよく似ている「イニシャルコスト」という言葉、2つの意味は同じだと思っていませんか?
イニシャルコストは初期費用のことをいい、運営費用であるランニングコストとは具体的な費用項目が違います。

イニシャルコスト ランニングコスト
意味 初期費用 運営費用
費用項目 ・店舗の取得費
・テーブルや椅子など購入費
・食器や調理器具の購入費
・家賃
・人件費
・水道光熱費など

日常生活でも、イニシャルコストとランニングコストが発生しています。

例えば、飲食店を始めるために店舗を借りて、大家さんや不動産へ敷金と礼金を支払う部分がイニシャルコストです。
そして、毎月支払う家賃の部分がランニングコストにあたります。

毎月の売り上げに対して家賃が上回ってしまうと、支払いできません。
それどころか、光熱費や食材の費用の捻出も難しく、経営するのが困難でしょう。

飲食店のランニングコストは、割り箸やトイレットペーパーなどの消耗品も含まれるため、売り上げよりもランニングコストが上回ると経営難になってしまいます。

飲食店のランニングコストはどれくらい?

飲食店を運営するには、イニシャルコストだけでも100万円以上のお金が必要です。
大きな規模や好立地によっては、1000万円以上の資金を用意しなくてはいけません。

少しでも利益を上げるためには、ランニングコストの把握が必要です。
どんな費用項目が必要なのか、しっかり把握しておくことが大切です。

費用項目 特徴と注意点
食材や飲料などの仕入れ
 
・仕入原価が高いとランニングコストが高まる
・仕入れ原価を下げると、料理などの質が下がりお客が不満を感じやすい。
人件費 ・スタッフが多いと経営がスムーズ
・正社員とアルバイトでランニングコストが大きく変わる
賃料 ・立地や築年数が浅いほど賃料は高いが、集客率はアップ
・賃料はランニングコストを圧迫する原因のひとつ
水道光熱費 ・飲食店はどの業種も水道光熱費が高め
・スタッフ一丸となった取り組みで数値を減少できる
消耗品費 ・洗剤やトイレットペーパーなどに消耗品の費用
・割り箸を洗える箸に変えるだけでもランニングコストを削減できる
広告費 ・自社ホームページ運営費やチラシ作成費など
・SNSを使うなどで広告費を削減できる
通信費 ・電話やインターネット費用
・お客様に快適なことを考えて削減
手数料費 ・キャッシュレス決済やクレジットカード払いの手数料負担費用
・支払い方法が多いほどお客様が利用しやすい

他にも、ランニングコストの項目は飲食店によってさまざまあります。
飲食店を経営するには、家賃や通信費の固定費の把握から、客単価や回転数の予想まで徹底的な計画が必要です。

ランニングコスト削減は大切!メリット・デメリット

飲食店の運営を始めたばかりの場合は、思った以上にイニシャルコストがかかって集客率もあまり高くないため、ランニングコストの圧迫で利益があまり出ないケースが多いです。

少しでも利益を上げるためには、ランニングコストの削減を考える必要があるでしょう。
ただ、どの項目のランニングコストを見直すのかで、飲食店の経営状況が左右される可能性があるので、しっかり考えることが大切です。

例えば、ランニングコストで高い割合を締めている人件費。
全員アルバイト雇用ならまだしも、正社員を何人も雇っていると、月々の人件費が100万円単位というケースも珍しくありません。

正社員は特別な理由がない限り安易に解雇できず、またランニングコスト削減から優秀な人材をリストラすると、今後の経営状況にも悪影響を与えます。
他にも、店舗の賃料を少しでも浮かせるため安い場所へ移転すると、立地の悪さや店舗の狭さから、回転効率が下がる可能性もあるでしょう。

ランニングコストの削減は、利益を上げるために必要ですが、同時に経営の質を下げるデメリットも考えられるので、慎重な見直しが必要です。

まとめ|ランニングコストを把握して見直そう

飲食店運営には、どんなランニングコストが発生するのか、費用目安など把握しておくことが大切です。
ランニングコストの見直しをすることで利益アップを望めるでしょう。
飲食店の利益をアップするには、ランニングコストの削減だけでなく、集客のためのメニュー開発や、多くの人に知ってもらうための広告を出すこともポイントになってきます。
ランニングコストだけにとらわれず、経営戦略を考えていきましょう。

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