開業成功者の概要 | |
出店者の既存店舗 | 初出店 |
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物件を 探していた期間 | - |
居抜き物件の業態 ⇒出店業態 | 串カツ屋 ⇒ 和食 |
物件取得予算 (内借入金) ⇒実際の金額 | 600 万円 ( 0 円) ⇒ 500 万円 |
募集時の 造作譲渡金額 ⇒成約した金額 | 350 万円 ⇒ 320 万円 |
最寄り駅 | 新宿駅 徒歩 10 分 |
階数 | 2 階 |
坪数 | 約 10 坪 |
賃料 | 約 10 万円 |
契約形態 | 普通借家 |
問合せから成約 までの期間 | 1カ月 |
出店者さまのご要望
会社員として飲食以外の仕事を20年勤めてきた出店者さま。以前より飲食店オーナーになりたいと考えておりました。物件取得の資金も貯まり、いよいよご自身の夢を叶えるため 物件を探し始めました。
そんななか、ぶけなびの特選物件に、希望に近い物件が掲載されていたため、すぐにお問い合わせいただきました。
出店者さまのご要望は、オフィス街の少人数で運営できる10坪程度の物件を探しておりました。また初期費用をできるだけ抑えるため、居抜き物件が好ましいとのことでした。
物件選定の理由と、担当から見た印象と特徴
探していたオフィス街であったこと、物件の広さが探していた坪数と合ったこともそうですが、なによりも賃料が周辺から比べて安いことが大きな決め手となりました。
新宿駅から徒歩10分程度の2階店舗、周辺はオフィスが多数あり特にランチの時間帯は ビジネスマンで賑わいます。
2階店舗といっても専用階段もあり、看板もしっかり出せます。それにもかかわらず賃料が坪単価10,000円と周辺の物件と比較しても好条件でした。
内見・申し込み状況と成約に至った経緯
好条件の物件だったことから、問い合わせが殺到しました。
造作金額が坪数にしては高額だったため、中々折り合いが付きませんでしたが出店者さまは、どうしてもこちらの物件で出店したいと考えお申込みをいただきました。
また少しでも造作代金を減額して欲しいとの要望でした。
退店オーナーさまは介護のために閉店し、店舗を売却しようと考えておりましたが、店舗もしっかり利益を出していたため急いで売却したいというよりも、造作を350万で買い取ってくれる方がいれば売却しようと考えておりましたので、造作金額の交渉は難しい状況でした。
また、退店オーナーさまの知人の方からも店舗を買取りたいとの話が来ているとのことで、 当初、物件取得は難しい状態でした。
ただし、知人に売却となれば実際に造作代が支払われないことや、契約直前で気が変わってしまい流れてしまうことも多々あります。ひどいケースになりますと、退店オーナーさまも知人に売却できると解約手続きをしてしまい、それが引き金となってご自身も解約に至ってしまうケースもあります。
ところが知人のため退店オーナーさまも強く言えません。 担当は何度もそういった場面を経験しておりました。
そこで担当は、知人の方に売却を決めた際のリスクを退店オーナーさまに説明し、 あらかじめ出店者さまにご用意いただいた書類をお持ちし、どうにか出店者さまに 譲っていただきたい旨をお伝えしました。
それから数日後、出店者さまに物件をお譲りしたいと退店オーナーさまより連絡が入りました。
後から聞いた話では知人の方がお申込みを取り下げたとのことでした。 最終的に造作代も30万円程度減額に成功し、管理会社との面談のなかで、礼金も下げることに成功しました。
出店者さまは無事に店舗をオープンし、飲食店オーナーの夢を叶えることができました。