急な移転先探しと、200万円の減額交渉成功で無事出店成功！ | 居抜き開業事例集 | 居抜き物件の開業・飲食業の店舗探しは【ぶけなび】

出店者さまのご要望

出店者さまは、これまでじっくり物件を探しておりましたが、急遽、長年営業していた1店舗がビルの取り壊しのため、6ヶ月以内に退転しなければならなくなり、本格的に移転先を探さなければならなくなったとのことで、お問合せをいただきました。

店舗を管理していく上で、ドミナントにてエリアを絞って出店していきたいという想いから、人形町駅周辺か銀座駅周辺で、30坪程度の飲食店居抜き、内装を生かしつつ改装をしっかり行う意向とのことでしたので、居抜きの状態の程度には特にこだわらないとのことでした。

物件選定の理由と、担当から見た印象と特徴

ぶけなびからいくつかご紹介した物件の中から、1階・2階一括貸しの物件ではありましたが、探していた人形町駅周辺であること、導入が広いことが決め手となり、寿司屋の居抜き物件に申し込みを入れることになりました。
また建物が古いこともあり、家主さまも飲食店にご理解が深いこともプラスとなりました。

人形町駅は周辺オフィスも多いですが、昔ながらの住宅立地、また近くの水天宮に訪れる観光客も見込めることから、飲食店出店者のなかでも人気のエリアです。
しかし１階となると物件はなかなか出てくることがありません。

内装は寿司屋として20年間営業していたこともあり、ところどころ傷みが出ておりました。しかしながら設備は充実しておりましたので、和食であれば、ある程度はそのまま使えるであろうことが想定されました。

内見・申し込み状況と成約に至った経緯

ぶけなび独占物件として数社内見を行いましたが、家主さまの意向もあり、いち早くお申込みされた今回の出店者さまから順に審査が始まりました。

しかし問題が1つありました。
店舗が古く、ところどころ故障しており、改装費用がかさむことから、造作譲渡代金は出しても５０万円までにしてほしいとのことでした。
しかし、当初の造作譲渡代金は250万円です。また退店オーナーの意向としては、造作代金が無償になるのであれば、店舗の営業を続けるという意向でした。

そこで担当は、まず退店オーナーと面談し、解約する際に戻る保証金も含めて、実際に手残りがいくらあれば無事に解約できるのかを相談しました。内見は入ったものの、お申込みまで至らなかった経緯も説明しました。
その結果、造作譲渡代金を80万円まで減額することに成功しました。

また家主さまに状況をご説明し、退店オーナー解約時に保証金の償却３０万円を免除していただけるよう交渉をし、ご承諾いただけました。
交渉の末、造作譲渡代金を５０万円まで減額できたことで、出店者さまは無事に移転することができました！