開業成功者の概要 | |
出店者の既存店舗 | 多数 |
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物件を 探していた期間 | - |
居抜き物件の業態 ⇒出店業態 | バー ⇒ 鍋料理屋 |
物件取得予算 (内借入金) ⇒実際の金額 | 3,000 万円 ( 0 円) ⇒ 2,300 万円 |
募集時の 造作譲渡金額 ⇒成約した金額 | 1,000 万円 ⇒ 500 万円 |
最寄り駅 | 渋谷駅 徒歩 10 分 |
階数 | 1 階 |
坪数 | 約 60 坪 |
賃料 | 約 150 万円 |
契約形態 | 普通借家 |
問合せから成約 までの期間 | 1カ月 |
出店者さまのご要望
東京都内で十数店舗運営している大手企業さま、渋谷に数店舗お店はありますが、既存店は小さい店舗が多く、少し大きい店舗を渋谷で出店したいと探しておりました。
ぶけなびの担当者より条件に近い物件をご紹介したところ、ご希望にマッチされました。
出店者さまのご要望は、50~60坪程度の飲食店居抜き店舗。駅は渋谷駅に限定し、1階または2階の店舗を希望しておりました。
物件選定の理由と、担当から見た印象と特徴
物件の広さが探していた坪数と合い、物件が繁華街に面していたことが大きな決め手となりました。
渋谷駅から徒歩10分程度の2階店舗、物件前は常に人通りが多い通りでした。また専用階段もついており、何よりも看板が大きく取れることは大きなプラスとなりました。賃料も相場よりやや安い印象でした。
内見・申し込み状況と成約に至った経緯
ぶけなび独占物件で非公開(紹介のみでの募集)であったにもかかわらず、さまざまな好条件がそろっていたこともあり、すでに大手企業を中心に内見が数件入っておりました。
造作金額が1,000万円と高額であったことが大きなネックとなり、お申込みまでには至っておりませんでした。
しかし出店者さまからどうしてもこの物件で出店したい、賃料や保証金、礼金などは募集条件でいいので、どうにか造作代金500万円でまとめてほしいと強い要望がありました。
まずは造作の折り合いがつかないことには先に進めません。
当時渋谷駅周辺では造作売買代金の平均額が300万前後で取引されておりました。
まずは資料を用意し、退店オーナーさまに金額交渉を行いました。 何度か話し合いを行いましたが、オーナーさまから「しばらく考えさせてほしい」との回答がありました。
しかしすでにその店舗は閉店しております。 そこで担当は、今まで内見された方のなかで造作金額500万円でのお申込みが一番高額であること、さらに月150万円空家賃がかかってくるリスクを説明し、オーナーさまからの連絡を待ちました。
その間、担当は造作代が500万円まで下がらなかった場合を想定し、家主さまに大手企業が入ることにより、ビルのイメージの向上につながることを説明し、フリーレントと礼金の減額交渉を行いました。
それから1週間後、オーナーさまより連絡がありました。
「造作を500万円で売ることを決意した」とのことでした。
最終的には、造作代500万円。そればかりか、礼金、フリーレントの交渉も成功し、大きな減額に成功しました。
出店者さまは、その金額分を改装費用にかけることができ、数ある既存店のなかで一番の繁盛店をつくることに成功しました。